オーストリアの哲学者・社会学者オットー・ノイラート(Otto Neurath, 1882-1945)についてのサイトです。
ノイラートの著作
- 「科学的世界観――ウィーン学団」(1929) (独) (和)
論理実証主義の学説から運動への変貌を宣言するマニュフェスト。この小冊子の発刊後、学会の開催や機関誌『認識』の創刊など、革命運動としての論理実証主義が展開されてゆきます。
- 「プロトコル命題」(1932) (独)
初出は『認識』第3号。カルナップの論文「科学の普遍言語としての物理的言語」に対する書評として書かれました。有名な「ノイラートの舟」の比喩が登場します。
- 「統一科学の部門化」(1938) (英) (和)
「現代の百科全書派」を自任するノイラートが、統一科学のプログラムを具体的に推進するための科学の分類法を述べた講演。現代の哲学ではもう見られなくなった大風呂敷です。