イギリスの哲学者 フランク・ラムゼイ (Frank Plumpton Ramsey, 1903-1930 :「ラムジー」という表記もある)についてのサイトです。
ラムゼイの著作
- 「ウィトゲンシュタインへの手紙」(1923-24) (英) (和)
ウィトゲンシュタインと初めて出会う1923年(このときラムゼイは19歳)から翌年までに交わされた手紙は、8通が現存しています。うち短信の3通を除いた5通を掲載。
- 「『論理哲学論考』の書評」(1923) (英) (和)
初出は『マインド』32号。世界で最初に書かれた『論考』の書評です。半世紀以上前に書かれたにも関わらず今でも読む価値があります。
- 「真理と確率」(1927) (英) (和)
主観的確率の下での選択を初めて問題とした論文。ケインズはこの論文における批判を受けて自身の確率論を撤回することになります。
- 「事実と命題」(1927) (英) (和)
かつてラッセルが放棄した「判断の多重関係理論」を復活させ、現在「真理の余剰説」と呼ばれる主張がはじめて述べられ、また、ウィトゲンシュタインの記号体系とプラグマティズムを応用する独自の真理論が展開される、非常に難解な論文です。
- 「哲学」(1929) (英) (和)
哲学は何であるべきか、その使命は何であるかについてのマニュフェスト。
- 「知識」(1929) (英) (和)
認識論についての小論。